お困りごとがある方へ
よくあるご質問&お答え
一般
1. かかりつけ医(médecin traitant)とは何ですか?
→ 普段から診察してもらったり健康相談をしたりする、身近で継続的に診てもらえる医師のことです。健康管理や病気の予防、専門医や病院に紹介してもらう役割もあります。フランスでは自分で1人の医師を「かかりつけ医」として登録しなければなりません。(家族ぐるみで同じ医師にみてもらう場合も多い)かかりつけ医を通して専門医の紹介を受けることで、社会保険(Assurance Maladie)からの払い戻し率が高くなります。登録せずに直接専門医に行くことも可能ですが、その場合は払い戻しが減額されます。
2. かかりつけ医(médecin traitant)はどうやって見つければいいですか?
→ 一般的には最寄りのクリニックやDoctolibなどのサイトから、自宅近くの一般医(médecin généraliste)を探します。日本語の通じる医療者リストも参考にしてください。薬局や口コミや近所の人の紹介も役立ちます。まずは気になる医師に予約を取り、合うと思ったら「かかりつけ医になってもらえますか?」と尋ねます。医師が承諾すれば、その場で「Déclaration de choix du médecin traitant」という登録をオンラインで送信してくれます。なお、患者側は Carte Vitale(保険証) を持参する必要があります。
3. 成人の健康診断は受けれますか?
→ はい、受けられます。 フランスでは成人の健康診断は義務ではないため、体調に問題がなくても数年ごとに自主的に受ける人が多いです。以下のような方法があります。
A)かかりつけ医(médecin traitant)での自主的健診
B)Assurance Maladie(健康保険)の「無料健診」
C) 自治体や団体の特別健診
D)がん検診(全国プログラム)
メンタル
1. 精神的に不調を感じたとき、まずどこに相談すればよいですか?
→ まずはかかりつけ医(médecin traitant)に相談するのが一般的です。必要があれば精神科医(psychiatre)への紹介状を書いてもらえます。
2. 精神科を受診するには予約が必要ですか?
→ はい。ほとんどの精神科医は完全予約制です。公立病院では予約までに時間がかかることもあります。
3. 保険は精神科診療に適用されますか?
→ セキュリテ・ソシアル(健康保険)に加入していれば、一部がカバーされます。ただし自由診療の医師や心理士の場合、全額自己負担になることもあります。
4. 精神科医と心理士の違いは?
→ 精神科医(psychiatre)は医師免許を持ち、薬の処方が可能です。一方、心理士(psychologue)は心理療法が中心で、処方はできません。
5. 日本語で相談できる精神科医や心理士はいますか?
→ 精神科医はいませんが、日本語対応の心理士はいます。
日本語の通じる医療者リストを参考にしてください
高齢者
1. 急に体調が悪くなった時はどうすればいいですか?
→ 15番(SAMU)で緊急医療を要請するか、夜間・休日はSOS Médecins(救急往診)に連絡することもできます。
2. 介護が必要になった場合、フランスでどんな支援が受けられますか?
→ 所得に応じてAPA(高齢者向け自立支援手当)が受けられる場合があります。自治体(mairie)やCCASに相談してください。
3. 認知症の心配がある場合はどこに相談すればいいですか?
→ かかりつけ医に相談し、神経科(neurologue)や老年精神科(psycho-gériatre)への紹介を受けることが一般的です。
4. フランスで高齢者向け施設(老人ホーム)にはどうやって入れますか?
→ 公立・私立の施設があり、評価・書類審査・予算などを通じて入所が決まります。入所希望は自治体経由や直接申し込み可能です。
5. 身寄りがなくなった場合、どのように生活すればいいですか?
→ 生活保護(RSA)や高齢者向け最低保障(ASPA)、社会的住宅への入居など、行政支援を受けることが可能です。
6. フランスの高齢者医療費は高いですか?
→ 健康保険(Assurance Maladie)で7割前後がカバーされます。残りをカバーするためにミュチュエル(補完保険)に加入している人が多いです。
7. 最期を迎えるとき、どういう手続きが必要ですか?
→ 遺言・後見人・相続・医療同意など、日本とは異なる制度があります。信頼できる家族や専門家(公証人や通訳)との事前の準備が大切です。
小児科
1. 子どもの健康診断はいつ、どこで受けられますか?
→ フランスでは生後8日、9か月、24か月の健診が義務化されています。主にかかりつけ医(médecin traitant)または小児科医(pédiatre)で受けます。PMI(母子保健センター)でも無料で受診できます。
2. ワクチンは日本と同じスケジュールですか?
→ 違います。フランスでは、BCGは結核高リスク児のみ接種、ロタウイルスやB型肝炎は義務化されているなど、日本と異なる点があります。本サイトのお役立ち情報にある「予防接種表」をご覧ください。
3. 健診やワクチン接種の費用はかかりますか?
→ 健診や義務ワクチンは、セキュリテ・ソシアルとミュチュエル加入でほぼ全額カバーされます。未加入の場合は医師の診察料+ワクチン代を自己負担します(診察は25〜35€程度、ワクチンは種類により異なります)。
4. 母子手帳(Carnet de Santé)はどこでもらえますか?
内科系
1. 風邪をひいたらどこに行けばいいですか?
→ かかりつけ医(médecin traitant)に診てもらうのが基本です。予約はDoctolibや電話で行います。急ぎの場合は急病外来(urgence)やSOS Médecinsも利用可能です。
2. 日本でいう「内科」はフランス語で何と言いますか?
→ 「Médecine générale(一般内科/家庭医)」が該当します。より専門的な診療はspécialiste(専門医)を紹介されます。
3. 高血圧や糖尿病など、慢性疾患はフランスでも治療できますか?
→ はい、定期的な診察と処方による治療が可能です。慢性疾患と診断されると、ALD(長期療養制度)に登録され、治療費が全額カバーされることもあります。
4. 血液検査や尿検査はどこで受けられますか?
→ 医師の処方箋があれば、Laboratoire d’analyses(検査機関)で受けられます。予約不要のところもあります。
5. 内視鏡(胃カメラ・大腸カメラ)検査はフランスで受けられますか?
→ はい。専門医(gastro-entérologue)の紹介により、病院またはクリニックで受けられます。待機時間は地域によって異なります。
6. 風邪薬や胃薬など、市販薬はどこで買えますか?
→ 薬局(pharmacie)で購入可能です。医師の処方箋がないと買えない薬もあります。薬剤師が症状に合わせてアドバイスしてくれます。パリには日本人の薬剤師さんがいる薬局もあります。
7. フランスの医療費は高いですか?
→ 健康保険(Assurance Maladie)により、70%程度がカバーされます。残りはミュチュエル(民間保険)により補填するのが一般的です。
8. 病気で会社や学校を休むとき、証明書は必要ですか?
→ はい、arrêt de travail(就労停止証明)やcertificat médical(診断書)が必要です。かかりつけ医に発行してもらいます。
外科系
1. ケガをしたときは、どこに行けばいいですか?
→ 軽いケガはかかりつけ医(médecin traitant)、骨折や出血など緊急の場合は救急外来(urgences)へ。深夜や休日はSOS Médecins(往診)も利用可能。
2. 外科(chirurgie)に直接行ってもいいのですか?
→ 一般的にはかかりつけ医の紹介で外科専門医にかかるのが原則です。紹介なしでも受診は可能ですが、保険の払い戻し率が下がることがあります。
3. 手術が必要と言われたら、どうすればいい?
→ 専門医による診断後、手術予定日・入院日数・麻酔方法などの説明を受けます。わからないことは遠慮せず質問しましょう。セカンドオピニオンを求めることも可能です。
4. 盲腸やヘルニアなど、急に手術が必要になった場合の流れは?
→ 救急病院での即日検査・入院・緊急手術となる場合があります。パスポートや健康保険証、Carte Vitaleを常に携帯しておくと安心です。
5. 術後の経過観察や通院はどうなりますか?
→ 通常、手術を担当した外科医またはかかりつけ医が術後管理(suivi postopératoire)を行います。包帯交換・抜糸なども含まれます。
6. 入院に必要なもの・注意点は?
→ 洗面用具・スリッパ・下着・パジャマ・身分証明書・Carte Vitale・ミュチュエルの証書を持参。病院食に和食は出ませんので軽食の持ち込みも可(ただし事前に確認)。
7. フランスの手術は安全ですか?
→ 医療レベルは高く、欧州でも信頼性のある手術技術と麻酔体制があります。ただし、医師との意思疎通には注意が必要なので、同席通訳や家族の付き添いが有効です。
8. 保険(健康保険・ミュチュエル)でどこまでカバーされますか?
→ 公立病院での標準的な手術は健康保険(Assurance Maladie)で7割カバー、残りはミュチュエルで補填可能。私立病院や自由診療は追加費用がかかる場合があります。
9. 手術を受けたことを日本の家族や医師に伝えたい。診断書はもらえる?
→ 診断書(certificat médical)や手術報告書(compte-rendu opératoire)は希望すればもらえます。フランス語の原文なので、必要なら翻訳を依頼してください。
婦人科系
🇫🇷 フランスの不妊治療とは
* 名称:Assistance Médicale à la Procréation (AMP) = 医療による生殖補助。日本でいう不妊治療(体外受精・人工授精など)です。
1. 対象となる人
- 異性愛カップル
- 女性の同性カップル
- 単身女性(2021年法改正により対象に追加)
♦️ 婚姻関係の有無に関係なく、PACS(事実婚)や同居のみでもOK。
2. 主な治療方法
- 治療法 : 人工授精
フランス語:Insémination Artificielle (IA)
内容:精子を子宮内に直接注入 - 治療法 : 体外受精
フランス語: Fécondation In Vitro (FIV)
内容:採卵・受精・胚移植を実施 - 治療法 : 顕微授精
フランス語:ICSI(FIV-ICSI)
内容:精子を子宮内に直接注入 - 治療法 : 凍結保存
フランス語:Congélation des ovocytes / embryons
内容:卵子・受精卵の保存(5年間)
3. 保険・費用
- 公的健康保険(Assurance Maladie)で100%カバーされる(規定回数あり)
※以下の条件を満たす場合: - 女性の年齢が43歳未満
- 最大 6回の人工授精・4回の体外受精 まで補償
- ミュチュエル(補完保険)があれば自己負担ゼロの場合も多い
📝治療には医師の同意と書類手続き(prise en charge)が必要。
4. 必要な手続き
- かかりつけ医や婦人科医に相談 → 不妊治療専門センター(CECOS など)に紹介
- 心理面談やカウンセリングが義務付けられる場合もある
- 事前に書類同意(consentement écrit)が必要
5. 提供精子・提供卵子の利用
- 法律で匿名提供(don anonyme)は2022年以降に本人が成人後に身元開示請求可能に変更
- 精子バンク/卵子提供も治療の一部として公的に認可されている
6. 外国人(在仏邦人)は利用できる?
- フランスの公的保険に加入している(Carte Vitaleがある)場合、利用可能
- 永住者でなくても、長期滞在ビザ+社会保障加入者なら基本的に対象
7. 治療の待機期間や現実的課題
- 公立病院(CHU)では待機期間が長い(数か月~1年)ことも
- 私立クリニックは早いが、一部自己負担が発生する可能性あり
- 年齢や治療歴によって対応が異なるため、早めの相談が大切
8. 情報源・サポート
- 【政府公式】Service-Public.fr – AMPのページ
- 【CECOS(生殖医療センター)一覧】→ 病院サイトに掲載
一般
1. かかりつけ医(médecin traitant)はどうやって見つければいいですか?
→ 最寄りのクリニックやDoctolibなどのサイトから探せます。日本語が通じる医師は限られるため、通訳や家族のサポートがあると安心です。
2. 成人の健康診断は受けれますか?
→ はい、受けられます。 フランスでは成人の健康診断は義務ではないため、体調に問題がなくても数年ごとに自主的に受ける人が多いです。以下のような方法があります。
A)かかりつけ医(médecin traitant)での自主的健診
B)Assurance Maladie(健康保険)の「無料健診」
C) 自治体や団体の特別健診
D)がん検診(全国プログラム)
メンタル
1. 精神的に不調を感じたとき、まずどこに相談すればよいですか?
→ まずは**かかりつけ医(médecin traitant)**に相談するのが一般的です。必要があれば精神科医(psychiatre)への紹介状を書いてもらえます。
2. 精神科を受診するには予約が必要ですか?
→ はい。ほとんどの精神科医は完全予約制です。公立病院では予約までに時間がかかることもあります。
3. 保険は精神科診療に適用されますか?
→ セキュリテ・ソシアル(健康保険)に加入していれば、一部がカバーされます。ただし自由診療の医師や心理士の場合、全額自己負担になることもあります。
4. 精神科医と心理士の違いは?
→ 精神科医(psychiatre)は医師免許を持ち、薬の処方が可能です。一方、心理士(psychologue)は心理療法が中心で、処方はできません。
5. 日本語で相談できる精神科医や心理士はいますか?
→ 精神科医はいませんが、日本語対応の心理士はいます。
日本語の通じる医療者リストを参考にしてください
高齢者
1. 急に体調が悪くなった時はどうすればいいですか?
→ 15番(SAMU)で緊急医療を要請するか、夜間・休日は**SOS Médecins(救急往診)**に連絡することもできます。
2. 介護が必要になった場合、フランスでどんな支援が受けられますか?
→ 所得に応じて**APA(高齢者向け自立支援手当)**が受けられる場合があります。自治体(mairie)やCCASに相談してください。
3. 日本語で相談できる高齢者支援機関はありますか?
→ 日本人会や、**邦人向け福祉アソシエーション(例:でこぽんクラブなど)**が支援を行っている場合があります。
4. 認知症の心配がある場合はどこに相談すればいいですか?
→ かかりつけ医に相談し、**神経科(neurologue)や老年精神科(psycho-gériatre)**への紹介を受けることが一般的です。
5. フランスで高齢者向け施設(老人ホーム)にはどうやって入れますか?
→ 公立・私立の施設があり、評価・書類審査・予算などを通じて入所が決まります。入所希望は自治体経由や直接申し込み可能です。
6. 身寄りがなくなった場合、どのように生活すればいいですか?
→ 生活保護(RSA)や高齢者向け最低保障(ASPA)、社会的住宅への入居など、行政支援を受けることが可能です。
7. フランスの高齢者医療費は高いですか?
→ 健康保険(Assurance Maladie)で7割前後がカバーされます。残りをカバーするために**ミュチュエル(補完保険)**に加入している人が多いです。
8. 最期を迎えるとき、どういう手続きが必要ですか?
→ 遺言・後見人・相続・医療同意など、日本とは異なる制度があります。信頼できる家族や専門家(公証人や通訳)との事前の準備が大切です。
小児科
1. 子どもの健康診断はいつ、どこで受けられますか?
→ フランスでは生後8日、9か月、24か月の健診が義務化されています。主に**かかりつけ医(médecin traitant)**または小児科医(pédiatre)で受けます。PMI(母子保健センター)でも無料で受診できます。
2. ワクチンは日本と同じスケジュールですか?
→ 違います。フランスでは、BCGは結核高リスク児のみ接種、ロタウイルスやB型肝炎は義務化されているなど、日本と異なる点があります。本サイトのお役立ち情報にある「予防接種表」をご覧ください。
3. 健診やワクチン接種の費用はかかりますか?
→ 健診や義務ワクチンは、セキュリテ・ソシアルとミュチュエル加入でほぼ全額カバーされます。未加入の場合は医師の診察料+ワクチン代を自己負担します(診察は25〜35€程度、ワクチンは種類により異なります)。
4. 母子手帳(Carnet de Santé)はどこでもらえますか?
内科系
1. 風邪をひいたらどこに行けばいいですか?
→ かかりつけ医(médecin traitant)に診てもらうのが基本です。予約はDoctolibや電話で行います。急ぎの場合は急病外来(urgence)やSOS Médecinsも利用可能です。
2. 日本でいう「内科」はフランス語で何と言いますか?
→ 「Médecine générale(一般内科/家庭医)」が該当します。より専門的な診療は**spécialiste(専門医)**に紹介されます。
3. 高血圧や糖尿病など、慢性疾患はフランスでも治療できますか?
→ はい、定期的な診察と処方による治療が可能です。慢性疾患と診断されると、**ALD(長期療養制度)**に登録され、治療費が全額カバーされることもあります。
4. 血液検査や尿検査はどこで受けられますか?
→ 医師の処方箋があれば、**Laboratoire d’analyses(検査機関)**で受けられます。予約不要のところもあります。
5. 内視鏡(胃カメラ・大腸カメラ)検査はフランスで受けられますか?
→ はい。**専門医(gastro-entérologue)**の紹介により、病院またはクリニックで受けられます。待機時間は地域によって異なります。
6. 風邪薬や胃薬など、市販薬はどこで買えますか?
→ **薬局(pharmacie)**で購入可能です。医師の処方箋がないと買えない薬もあります。薬剤師が症状に合わせてアドバイスしてくれます。
7. 日本語で診察してくれる医師はいますか?
→ パリを中心に日本語対応の医師や、通訳を利用できる医療機関があります。日本人会や大使館などで紹介を受けられることもあります。
8. フランスの医療費は高いですか?
→ 健康保険(Assurance Maladie)により、70%程度がカバーされます。残りは**ミュチュエル(民間保険)**により補填するのが一般的です。
9. 病気で会社や学校を休むとき、証明書は必要ですか?
→ はい、**arrêt de travail(就労停止証明)やcertificat médical(診断書)**が必要です。かかりつけ医に発行してもらいます。
10. 定期健診はどうすれば受けられますか?
→ フランスでは日本のような定期健診の習慣はありませんが、希望すればかかりつけ医に相談して検査項目を組んでもらうことが可能です。
外科系
1. ケガをしたときは、どこに行けばいいですか?
→ 軽いケガはかかりつけ医(médecin traitant)、骨折や出血など緊急の場合は**救急外来(urgences)へ。深夜や休日はSOS Médecins(往診)**も利用可能。
2. 外科(chirurgie)に直接行ってもいいのですか?
→ 一般的にはかかりつけ医の紹介で外科専門医にかかるのが原則です。紹介なしでも受診は可能ですが、保険の払い戻し率が下がることがあります。
3. 手術が必要と言われたら、どうすればいい?
→ 専門医による診断後、手術予定日・入院日数・麻酔方法などの説明を受けます。わからないことは遠慮せず質問しましょう。セカンドオピニオンを求めることも可能です。
4. 盲腸やヘルニアなど、急に手術が必要になった場合の流れは?
→ 救急病院での即日検査・入院・緊急手術となる場合があります。パスポートや健康保険証、Carte Vitaleを常に携帯しておくと安心です。
5. 術後の経過観察や通院はどうなりますか?
→ 通常、手術を担当した外科医またはかかりつけ医が**術後管理(suivi postopératoire)**を行います。包帯交換・抜糸なども含まれます。
6. 日本語が通じる外科医や病院はありますか?
→ パリには一部日本語対応の医師や、**通訳サービスを備えた病院(例:American Hospital)**があります。日本人会などに相談するのも一案です。
7. 入院に必要なもの・注意点は?
→ 洗面用具・スリッパ・下着・パジャマ・身分証明書・Carte Vitale・ミュチュエルの証書を持参。病院食に和食は出ませんので軽食の持ち込みも可(ただし事前に確認)。
8. フランスの手術は安全ですか?
→ 医療レベルは高く、欧州でも信頼性のある手術技術と麻酔体制があります。ただし、医師との意思疎通には注意が必要なので、同席通訳や家族の付き添いが有効です。
9. 保険(健康保険・ミュチュエル)でどこまでカバーされますか?
→ 公立病院での標準的な手術は健康保険(Assurance Maladie)で7割カバー、残りはミュチュエルで補填可能。私立病院や自由診療は追加費用がかかる場合があります。
10. 手術を受けたことを日本の家族や医師に伝えたい。診断書はもらえる?
→ **診断書(certificat médical)や手術報告書(compte-rendu opératoire)**は希望すればもらえます。フランス語の原文なので、必要なら翻訳を依頼してください。
婦人科系
🇫🇷 フランスの不妊治療とは
* 名称:Assistance Médicale à la Procréation (AMP) = 医療による生殖補助。日本でいう不妊治療(体外受精・人工授精など)です。
1. 対象となる人
- 異性愛カップル
- 女性の同性カップル
- 単身女性(2021年法改正により対象に追加)
♦️ 婚姻関係の有無に関係なく、PACS(事実婚)や同居のみでもOK。
2. 主な治療方法
- 治療法 : 人工授精
フランス語:Insémination Artificielle (IA)
内容:精子を子宮内に直接注入 - 治療法 : 体外受精
フランス語: Fécondation In Vitro (FIV)
内容:採卵・受精・胚移植を実施 - 治療法 : 顕微授精
フランス語:ICSI(FIV-ICSI)
内容:精子を子宮内に直接注入 - 治療法 : 凍結保存
フランス語:Congélation des ovocytes / embryons
内容:卵子・受精卵の保存(5年間)
3. 保険・費用
- 公的健康保険(Assurance Maladie)で100%カバーされる(規定回数あり)
※以下の条件を満たす場合: - 女性の年齢が43歳未満
- 最大 6回の人工授精・4回の体外受精 まで補償
- **ミュチュエル(補完保険)**があれば自己負担ゼロの場合も多い
📝治療には医師の同意と書類手続き(prise en charge)が必要。
4. 必要な手続き
- かかりつけ医や婦人科医に相談 → 不妊治療専門センター(CECOS など)に紹介
- 心理面談やカウンセリングが義務付けられる場合もある
- 事前に**書類同意(consentement écrit)**が必要
5. 提供精子・提供卵子の利用
- 法律で匿名提供(don anonyme)は2022年以降に本人が成人後に身元開示請求可能に変更
- 精子バンク/卵子提供も治療の一部として公的に認可されている
6. 外国人(在仏邦人)は利用できる?
- フランスの公的保険に加入している(Carte Vitaleがある)場合、利用可能
- 永住者でなくても、長期滞在ビザ+社会保障加入者なら基本的に対象
- 医療通訳が必要な場合も多く、日本語対応クリニックや支援団体に相談を
7. 治療の待機期間や現実的課題
- **公立病院(CHU)では待機期間が長い(数か月~1年)**ことも
- 私立クリニックは早いが、一部自己負担が発生する可能性あり
- 年齢や治療歴によって対応が異なるため、早めの相談が大切
8. 情報源・サポート
- 【政府公式】Service-Public.fr – AMPのページ
- 【CECOS(生殖医療センター)一覧】→ 病院サイトに掲載
- 日本人向け支援団体(例:日本人会、でこぽんクラブ等)に相談しても◎