名医の「勘」をデータに変える:
フランス発祥の「聴診」をAIで進化させ活用する整形外科手術のミライ
先日開催された、6月オンラインいきいき健康サロンの開催報告です。
【開催概要】
• 日時: 2026年6月14日(日) 10:30~12:00(フランス時間)
• 講師: 本間康弘医師(整形外科医 / 筑波大学教授・順天堂大学客員教授・フランス国立科学研究センター客員教授)
• タイトル:名医の「勘」をデータに変える:フランス発祥の「聴診」をAIで進化させ活用する整形外科手術のミライ
【 ご講演のまとめ】
今回の講義は2部構成でした。前半は本間先生の4年近くにわたるフランス滞在での貴重なご経験、後半は最先端のAIを使った医療工学についてで、
あっという間の1時間半となりました。
前半:本間先生がフランス滞在で学んだ3つのこと(議論、弁証法、フランス語)
• 自分の意見を表明し、議論を交わすことこそが専門家としての成長を加速させる。
• フランスの思想は弁証法、分析的である。
• フランス語を使うと、物事をシンプルかつ本質的に捉えるようになる。
後半:生体音響医工学とAIが創る手術の未来
• 今までベテラン医師が頼りにしてきた感覚をAIによってを定量化し、機械に置き換える。
• 特に人工股関節手術など、これまで進化の遅れていた医療における「聴覚の定量化」に挑み、新たな学問分野「生体音響医工学」の設立。
• 「人が想像できることは、人が必ず実現できる」
大学病院の教授によるAIのお話ということで、「難しすぎて理解できるかな…」という心配もありましたが、本間先生の例え上手のわかりやすいお話と、気さくなお人柄のおかげで、そんな不安は一瞬で吹き飛びました。
質疑応答の時間でも、参加者一人ひとりの質問に大変丁寧に答えてくださる姿が非常に印象的でした。
フランス国内やヨーロッパ他国の在住者からも「異文化での体験論に深く共感した」との声をいただきました。
あらためて「生きた講義」をしてくださった本間先生に、心より感謝申し上げます。
※アーカイブ配信については、本間先生に動画をチェックしていただいているところです。
もし公開できるようしたら、お知らせいたします。
============
講師プロフィール:本間康弘医師(整形外科)
・筑波大学医学医療系整形外科 教授
・順天堂大学医学部整形外科 客員教授
・フランス国立科学研究センター 客員教授
・元 パリ公立病院外国人研修医(Faisant Fonction d’Interne: FFI)
